2019/02/08
背骨のＳ字カーブ



脊椎は体の前後方向にゆるくＳ字カーブを描いて曲がっています。人は直立して動いて、歩いてます。頭部の重さは５キロ前後はあります。

直立歩行することで、背骨は垂直方向に負荷がかかります。背骨が真っ直ぐだとしたら、頭部の重さがもろに背骨や骨盤にかかってきます。走ったりジャンプしたりすれば、その衝撃は何倍にもなります。このカーブがあるので脊椎にかかる衝撃が吸収されるのです。
 
 
このカーブが無い、ほとんど真っ直ぐの方を施術したことがありますが、腰を守るためか周囲の筋肉は極度に緊張し固まっていました。

当然ですが、腰痛や股関節痛がありました。脊椎の生理的彎曲と腰の弾力は、身体を快適に動かすためには必要だと実感しました。

背骨のカーブが正しくＳ字を描いている人は、意外に少ないと感じてます。ある程度はカーブしてますが、背中が丸まっていたり、逆に背中が反りすぎの方もいらっしゃいます。

背骨のカーブが適正だと、まず、姿勢が良く見え、動いていても立っていても体が疲れにくいものです。

当院では、正しいS字カーブを描くように、背骨のカーブの矯正も行っています。
 





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